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どこかでとある一枚の写真を見てからずっと気になってたGregory Colbertの写真展ashes and snowへ。
© Gregory Colbert
今までに観たことのない、現実とも空想ともとれそうな写真。観た人がどう感じるかは別としても、「うおっ。」って思うんじゃないかという写真。
坂茂によるインスタレーションも印象的だったけど、それ以上にコルベール氏の写真の一枚一枚に(というよりその積み重ねにかもしれない…)頭の中を緩く、重層的に引っ掻き回された感じでした。
複数の「断片」から、相互の「文脈」とか「関連性」みたいなものを汲み取ることが元来得意じゃないからなのか、やっぱり自分は連続した映像を眺めているよりも、写真の一枚一枚を観る方が好きだということに気づかされました。だからきっと自分の撮った写真たちを並べても、そこに文脈は生まれてこないんだろうか、なんてことをこの写真展を通じて感じたりも。
© Gregory Colbert
コルベール氏の映像や何枚かの写真を見て感じたことを、その次の一枚に否定されたり、否定されたと思ったらまた違う形で戻されたり。気持ちのいい浮遊感を覚えたり、妙な嫌悪感を抱かされたり。
不思議な気持ちにさせられた写真展でした。
しかし、この季節にはあまりに寒すぎる写真展。
もう少し暖かくなったらまた、行ってみよう。
久しぶりに「なんとなく」な感覚が思いっきり出てしまいました。