›May 21, 2004


how much does the name tell...?

any comments?? 3 so far... :: permalink

▼先日友人たちと青山にあるLas Chicasでダラダラしてたときのこと。
あの、会話の谷間のまさにだら~っとした時間帯ってあるじゃないですか。たまたま隣りのテーブルにいた陽気な黒人のお兄さんに話しかけてみたんです。すると、そのお兄さんケニア人だという。 it's quite amazing how easily you can start up a conversation with just one thing you have in common. and it gets better.

まぁ当然「へぇ~、俺もケニアにいたんだよー」って話になりますよね。そしたらそのお兄さん、イキナリ "Jambo...♪"って歌い出すんです。でも次の瞬間には迷わず"Jambo bwana....♪"と続けてる自分がいる。そのまま勢いで自分のテーブルの友人たちそっちのけで、カフェの中で二人で一曲歌っていたのでした(笑)。意識しないで口から歌が出てきたことと、懐かしさと感動で鳥肌立っちゃいました。
ケニア時代の友人たちがまだ数人ここを覗いてくれてるようなので、懐かしの曲をここで一緒に歌っちゃいましょう(←超自己満足)

♪Jambo, jambo bwana
habari gani, mzuri sana
wageni, mwagaribishuwa
kenya yetu, hakuna matata♪

訳すとこんな感じ:

♪こんにちは!お元気ですか?元気です!ようこそ私たちのケニアへ!何も問題ありません!

とっても陽気な歌で、ケニアに来た人を迎えるときに歌う曲なんですよ、これ。hakuna matata!ってディズニーの『ライオン・キング』でも歌ってたでしょ。ちなみにこの曲を歌ってるのは"Safari Sound Band"っていうグループ。いい声してるんだわ。

一緒に歌った後もしばらく一緒に盛り上がっていると、彼が突然、「Kenyan nameは何?」とか聞いてきたんですよ。ちなみに彼は日本語ペラペラ。いまいち言ってることがわからなくて「Kenyan name? 持ってないよ」って答えると、「じゃあねー…」としばし沈黙。少ししてから、
「じゃあ、Otienoって名前をあげるよ。」

…なんか、出会って10分そこらで授かっちゃいました、名前。Otieno。ルオ族の言葉で"born at night"って意味なんだって。それからOtieno, Otieno連呼してました、彼(笑)。どうしてOtienoなのかは教えてくれなかったけど、結構気に入っちゃいました。あー今思えばなんで連絡先を交換しなかったんだろ。でもまたあの店に行けば会える気がする。

というわけで、Seigo改めOtienoです、どうぞよろしく。


▼少し前に、日本人fotologgerの中のbloggerたちの間で流行ってたThe Very British Name GeneratorThe Ethnic Stud Name Generator。今思い出したので私の超英国風な名前と超ラテン系色男風の名前をお教えいたしましょう:

my very British name: Quentin Chamberlain
クエンティン・チェンバーレン卿、みたいな感じ(笑)?shall we have some tea?(←もちろんイギリス訛りで)
my very ethnic stud name: Santiago Apasionado
チリのサンチャゴではありませんよ。サンティア~ゴです。苗字が「情熱的」。そのまんまだ。

どっちも、俺じゃあないな(笑)。

›May 14, 2004


"cinematic networking"とか言ってみる

any comments?? 0 so far... :: permalink

※mindfield v1.0のときの記事

▼先日観た"Tape"に関連して。
感想どうこう、内容どうこうはいいとして、これを観ててちょっと面白いことを思いつきました。その前にまず"Tape"のスタッフをちょっとご紹介。監督がRichard Linklater、出演者がEthan Hawke、とこれだけでひょっとしたらここの日記を読んでる人でピンと来た人もいるのでは。あとRobert Sean LeonardとUma Thurman。出演者は3人だけ。"Before Sunrise"といい、"Waking Life"といい、「人」を中心に据えるLinklaterの映画は本当に好きだなぁ。

んで何を思いついたかというと。コレ↓

クリック!

つまりそーゆーことです。一つも観てなくても、いわんとしてることがわかってもらえるのでは。ぜーんぶ観てもらえれば更に分かってもらえるかと(笑)。
こういうカタチで映画をつないだある種のデータベースみたいなのを作ったらきっと面白いだろうなぁ、って思ったんですよ。共演者つながりとか、監督つながりとか、主題歌つながりとか。The Internet Movie Databaseでは既にかなり細かいスタッフでのつながりが辿れるけど、そういうつながりをもっと視覚的に辿れるプログラムとか作ったら面白いと思うんですよね。タイトルにマウス合わせたら「○○つながり」が一目で分かっちゃうとか。flashとかJavaScriptとかDHTMLとか(←とりあえず知ってるパソコン用語並べてみた)使えば実現できそうだよなぁ。途方もなさそうだけど。誰か方法知ってて興味ある人一緒に作ってみません?なんて。これも邦題バッシング同様たまに思いついたときにやってみようかな、なんて思ってたりします。(「どーせまたFREESTYLEの映画リスト同様長続きしないんじゃないのー」とか言わないで)

▼「なんとなく同じような空気が流れてる気がする…」といっても、役者とかスタッフが同じならある意味必然か。例えばLinklaterの"Waking Life"には"Before Sunrise"の二人がそのままの役でちょっと出てたりするし(←どういうことか気になるでしょ?フ。観れば分かる。)
あらゆる世界に派閥みたいなものがあるように、映画の世界にもそれに似たようなものってありますよね。Richard Linklater, Ethan Hawkeあたり(←この「あたり」がポイント)だとか、Luc Besson, Jean Reno, Eric Serraあたりだとか、Steven Soderbergh, George Clooney, Julia Robertsあたりだとか、Quintin Tarantino, Uma Thurman, Samuel L. Jacksonあたり…。切りがない。でも、役者とは言え同じ人間だから、ウマが合う合わないも当然あるんでしょうね。そういういわゆる「内輪」で作ったような映画って、観てる側としても演技だとか設定だとかそういうのを飛び越えた「まとまってる」感が感じられる気がして好きなんですよね。