›May 12, 2005

don't think, just shoot. but feel it.

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gasacの書き込みが嬉しかったので(右の方に一応BBSもあるんですよ、このブログ)、記事にしてしまいます。

gasac曰く:
「セイゴはいいアングルで写真撮るよね。ほんと視点がいい。角度と遠近感が。デジカメ派でもそれを理解して使用している人って、ぜんぜんいないからね。ってことで、今度写真素材ちょーだい!ざっくりDVDに焼く勢いでw!」

ほめ過ぎだって。
CDじゃなくてDVDかよ。俺のアーカイブ全部入るぞ(笑)。


俺も最近また自分の写真を含めていろいろ思うことが出てきました。

「いいアングル」←これ、俺の場合アングルで誤魔化してる、という言い方もできます(笑)。ただ自分の写真のスタイルにはなりつつはあるのかなぁとは最近思う。一方「視点」に関しては、一番の悩みどころだったりします。いろんな写真を観るたびに驚き、参考にしてみようと思い、「こればかりは真似できるものじゃない」と思い知る。これの繰り返しです。

あったり前のハナシですけど、いろんなスタイルの写真を撮る人がいるでしょ?どうやってここまで寄ったの!?って写真を撮る人。どうしてこんな瞬間が撮れちゃうの!?って写真を撮る人。どうやってこんな色合いが出せちゃうの!?って写真を撮る人。自分の場合、非日常を収めた写真というのは、「スゲー…」っていう感動は得られても、それが写真から来る感動なのか被写体そのものから来る感動なのか、わからないことがよくあります。でも、しばらくして「また眺めたい」と思える写真ではない場合、それは後者だったのかな、とも思います。

自分が思わず溜め息をついてしまう写真っていうのは、共通して「日常」を収めた写真。被写体そのものの特殊性だとかよりも、断片化のプロセス/効果の部分に感動を覚えることの方が圧倒的に多いわけです。だから(?)、被写体の主張が強すぎる、有名人だけにスポットを当てた写真集とか、ぜーんぜん興味が湧かない。まぁ、ああいうの買う人は、そもそも「写真」として観賞するわけじゃないか。

正直なところ、「この写真家の写真はスゴい」とか「あの人の写真は…」とか、あんまりよくわかりません。誰の写真とかってあんまりこだわらないで、押しなべて自分が「この写真いいなぁ」って思えるものが単純に好き。自分の写真も含めてね。だいぶ極端なまとめ方しました(笑)。でも、表現されたモノ全てに共通することだと思うけど、「その人がスゴいから、作品がスゴい」のではなくて、「その作品を創作した人が、スゴい」んではないか。そう思うのですよ。

「作品」そのものは、やはり一つのfragmentなのだと思う。
fragmentをもってcontextまで表現できるようになったとき、もっと写真が楽しくなる気がするんですよね。スタイルとかスタンスってものは、やっぱり装うものじゃないんだろうなって、今更ながらわかってきた気がします。「意図しないものの積み重ね」なんだろう、と思う。やっぱ人間って、面白いです。

大分考えが変わったのかな。書きながらもうまく表現できない矛盾がチラチラと姿を現すのは毎度のことなんですが、一応自分の中では一貫してるつもりなのですよ。

まぁ、難しいこと考えないで目の前のもの撮りゃいいじゃない、って気もしますが。

gasac, 写真素材、いいよ~、いくらでもあげます。

comments

>jugm
ありがとう。でもまだまだっすよー。

>Hwaryoung
はじめましてー。
どうもありがとう。あの写真は個人的にも結構お気に入り。色とか加工してないのよ、あの写真。

海はいいよね。何をするわけでもなく、いるだけで気持ちいいのが、いい。早くまた暖かくならないかな~。

Posted by: seigo at May 14, 2005 12:02 PM

 はじめまして。みくしー辿って着ました。
鵠沼海岸にて の写真、ほれました。 すてきですーー

私海が大好きで。。

またきます

Posted by: Hwaryoung at May 14, 2005 03:05 AM

おれも欲しい!セイゴの写真、大好きよ。

Posted by: jugm at May 13, 2005 09:59 PM
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