›January 30, 2005

ちらり…

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土曜日。
川崎で半分仕事、半分プライベート。プライベート部分で"Ocean's 12" を観賞。小ネタ満載でそこそこ楽しめた。正直脚本は前作よりよかった。"Ocean's 11" はつまんなかったからなぁ(笑)。

この映画、予告のデキは相当悪いと思うんだけど、あれはきっと戦略だったんだろうなぁ、とも思うわけです。

前作同様ストーリーなんかよりキャストが売りな映画なわけですよ。リピーター動員は別としても、とりあえず続編ってのは前作の客の受け皿になることができる。ましてや映画が好きな人は、とりあえずあのキャストならよほどひねくれてる人以外は動員できると想定できる。ならば、予告なんてものは、「オーシャンズまたやっちゃうよ。」レベルの告知効果があれば、クオリティなんぞどーだっていい。極論ですがね。

ストーリー部分の情報を全く出さない宣伝方法が果たしてベストなのかは別としても、実際に映画を観た人からしてみると、その分本編での発見があり、小ネタや演出への驚きがあり、満足度が高かったりするわけです。

客へのアプローチの仕方で映画そのものの楽しめ方(楽しみ方じゃなくて)が変わってくるんだなぁ、という、ごく当たり前そうなことを肌で実感。おせーよ^^;

とにかく劇場へ足を運んでもらうことを目的にしつつも、実際に観たときの満足度を損なわせないことまでケアする。概して宣伝ってものは前の部分に偏りがち。後半部分をいかに取り込むか。なかなか難しいところです。

結局(とまとめるのはとても恐れ多いですが)、映画の宣伝はチラリズムの追究だ。そう、イヤらしくなきゃダメなのだ、きっと。

comments

そぉそぉ。結局提供側は客一人一人っていう見方はなかなか
できないからねぇ。ましてや、客個々の「楽しみ方」は提供する
側には立ち入れないわけさ。たぶん。だからある程度客を一般化
した上で(=客層)方向付けする。ある意味洗脳よね。宣伝する
側も一視聴者だからさ。ポテンシャル低いなと思った映画扱うとき
なんかはまさしく意図したエンターテイメント性(=「楽しめ方」)の
創造に近いんだと思う。

…俺もまだまだ考えること思うことたくさんあるよー。

yes! エロテロリストとなって、大衆のmind を犯すのだー(笑)!
(↑キケン人物発見)

Posted by: seigo at January 30, 2005 11:07 PM

いやらしくなきゃ・・・ Be エロテロリスト!!ってことか♪

ちょっと考えちゃった。
楽しめ方ってことは、客個々による楽しみ方ではなく、提供側から意図されたエンターテイメント性ってことだよね??

うん、なんか考えちゃった。

まとめると Be エロテロリストってことで笑!!

Posted by: ばっしぃ at January 30, 2005 10:29 PM