›October 03, 2004

Guy Pearceがほんと従兄に似てるんです。

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今週末観た映画:

▼土曜日。"Baghdad Cafe"。
やっと観れたんです、これ。
私はビデオレンタルショップに声を大にして言いたい:「『完全版』とか、『ディレクターズカット版』だけを置くのはやめてくれ。」と。地元にあるレンタル屋どこを見ても、『バグダッドカフェ<完全版>』なるものしかないんですよ。ひねくれてると言われようがなんと言われようが、イヤなんですよね最初から「別モノ」を観るのは。「大は小を兼ねる」じゃないんだから、ちゃんとオリジナル作品も置いてくださいよ。(この前"The Abyss"借りようとしたら、これも完全版しか置いてなくて腹立った…)
…というわけで、やっと見つけたわけです。六本木のTSUTAYAで。4本ぐらいある内の一本だけがオリジナルで後は全部完全版。

さて作品ですが。いいですよね、こういう、statementとかメッセージ性がそれほど強くなくて設定や背景には不可解な部分が多少あっても、観終わったら心がほのぼのとしてる映画って。結構好きです。こういう映画って、しばらくしてまた無性に観たくなったりするんですよね。

▼日曜日。"Two Brothers"。
虎の赤ちゃんが文句なくかわいいです。映画も悪くなかった。
でも、難しいですよね、こういう映画は。娯楽として観るべきか、ドキュメンタリーとして捉えるべきか(映画自体はフィクションですが)。Jean-Jacques Annaud 自身が映画にどれだけのメッセージを意図して織り込んだのかはわかりませんけど(逆に真意が読めないからツライ)、"Baghdad Cafe" とは裏腹に、強すぎるunderlying statement が全編を通してチラチラ顔を見せるのが気になってしょうがなかった。何度も虎たちに対して「かわいい~」と「かわいそう」っていう感情を交互だったり同時に抱かされるわけなんですが、そこに自分自身が猫を飼っているということを含めたいろんな「事実」が入り込んできて、もはや"Two Brothers" のストーリーだけには集中できなくなっているんです。おおげさなことを言えば、自分を含めた現代人の宿命というか、偽善的な部分を強烈に目の前に突きつけられた気分でした。

映画としては"Seven Years in Tibet" の方が好きだったかな。


しかし、今日は随分内容に入り込んじゃったなぁ^^;

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